生物系・環境系で就職に役立つおすすめ資格6選

環境系資格
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本記事では、環境系・生物系の仕事をしている私が、就職のときに有利になるような役立つおすすめの資格を紹介していきたいと思います。

 

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技術士・技術士補(環境部門)

技術士は環境コンサルタントや建設コンサルタントを目指している方におすすめの資格となっています。

技術士は国家資格で、持っていると環境省や国土交通省の参加入札資格となっています。参加入札資格というのは、環境省や国土交通省での環境系の業務を受注する際に、その資格を持っていないと入札できないという資格になります。
また、業務の責任者である監理技術者や主任技術者、また照査技術者になるのにも技術士が必要となってきます。

技術士自体は、二次試験を受験するのに実務経験が必要となるため学生のうちは受けることができませんが、技術士の一次試験(登録すると技術試補を名乗れるようになる資格)は学生のうちから受けることができます。
もちろん二次試験は一次試験を通ってないと受けることができませんので、早いうちに受験しておくのがおすすめです。

就職の際にも技術試補を持っていると業界のことをよくわかっているというアピールにもつながり、評価される資格なので、是非受験してみて下さい。
科目は基礎・適性科目と専門科目(環境)があるので、問題集・参考書は2冊購入が必要です!

技術士一次試験(環境部門)の勉強方法とおすすめ参考書紹介!
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RCCM(建設環境)

技術士によく似た資格として、建設コンサルタンツ協会が運営・管理しているRCCM(市ビルコンサルティングマネージャー)という資格があります。

こちらも技術士と同じように取得していることで、官公庁や地方自治体の委託業務を受注に必要な資格で、この資格を持っていると業務の責任者である管理技術者や照査技術者になることができます。

取得するには大学を卒業してから7年以上の実務経験が必要となるため、就活という観点からはなかなか取得することが難しい資格ではあります。
技術士よりは少し簡単な資格で合格率も40パーセント程度と取得しやすい資格となっておりますので、受験資格のある方は是非チャレンジしてみてください。

RCCMの勉強方法、難易度、合格率について紹介!
建設コンサルタント等の仕事をしていく上で重要な資格となってくるものの一つにRCCM、シビルコンサルティングマネージャーという資格があります。 本記事ではRCCMの勉強方法や、資格の難易度、合格率等について紹介していきたいと思います。 RCC...

RCCMの資格については上記のページで詳しく紹介していますので、よかったら読んでみてください。

 

生物分類技能検定

続いて紹介する資格は生物分類技能検定です。
生物分類技能検定は1級~4級まで4つのレベルがある、生物分類の資格となっています。

生物調査などを生業としている方におすすめの資格となっています。
こちらの資格も、国家資格ではありませんが、2級以上を取得していると環境省業務などの参加入札資格となっています。

生物分類技能検定が就職で役に立ってくるのは2級以上となっています。
ちなみに1級は2級取得+実務経験がないと受けれません。
2級は合格率が10パーセントとなかなか難易度の高い資格ではありますが、持っていると就職で有利に働くこと間違いなしなので、生物調査系の仕事に就きたい方は取得を目指してみるといいでしょう!

生物分類技能検定については、下記のページでもっと詳しく紹介しているので、よかったら読んでみてください。

【合格者が解説】生物分類技能検定2級の勉強方法と難易度・合格率
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生物分類技能検定1級の勉強方法と問題解説!
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環境計量士

環境計量士は、水質や騒音、振動を計測するための国家資格です。
水質分析や、騒音測定、振動測定などの業務を行う場合、計量証明書を発行するのが定められていますが、この計量証明書を発行できるのが環境計量士となっています。

つまりは、環境計量士がいないと水質分析や騒音振動などの測定ができないということになる重要な資格となっています。
環境計量士の資格は水質や悪臭、大気質などの化学系の計量に関する濃度関係と騒音や振動などの計量に関する騒音振動関係の2つの部門に分かれています。

人々の生活環境の保全のためになくてはならない資格となっておりますので、必然的に需要の高い資格となっています。しかしその分難易度は結構高く、合格率は15~20%程度となっています。
濃度関係は高校のレベルの化学、騒音振動関係は高校レベルの物理学の内容をしっかり理解していないと合格が難しいというのがこの試験の特徴といえます。
ただ、実務経験などは必要なくだれでも受験することができる資格なので、是非チャレンジしてみてください!

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土壌汚染調査技術管理者試験

土壌汚染の調査に携わるための国家資格です。
こちらの資格についても、持っていないと土壌汚染に関する業務を受注できないという資格になっています。

比較的新しくできた資格で持っている人も少ないので結構需要が高いのがこの資格です。この資格を持っている人がいないため、泣く泣く看板を下ろさなければならなくなってしまった土壌汚染系の会社もあるくらいです。

土壌汚染対策法がある以上必須の資格となっておりますので需要は結構高いです。
ですがその分、合格率は10%を切る非常に難易度の高い資格となっています。

実務試験がないと資格を取ることはできませんが、先に試験に受かった後に実務経験を積んでから登録することもできるので、是非チャレンジしてみてください!

 

ビオトープ管理士

ビオトープに関する資格となっています。ビオトープとは生物群集、生物生息空間を表すドイツ語が語源となっている言葉です。ビオトープ管理士というのは、生物の生息環境を創造・管理するような資格となっています。

ビオトープ管理士は、数少ない生物系の資格として知られ、ビオトープの設計・計画や施工に関する内容を問う資格となっています。
計画部門と施工部門があり受験をするなら2級がおすすめです!

2級の難易度は生物学を勉強してきた人であれば比較的簡単に合格することができるので興味がある方は受けてみるといいと思います。

試験問題も生物好きにとっては面白い内容となっているので是非チャレンジしてみてください!

 

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