生物分類技能検定1級の勉強方法と問題解説!

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本記事では、生物分類技能検定1級の勉強方法と筆記試験で出題される問題を解説していきたいと思います。

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生物分類技能検定1級とは

生物分類技能検定1級は2級に合格して実務経験3年以上の人が受けれる資格となっています。
1級は分野がさらに細分化されており、合格した2級の部門によって以下の通り受験できる分野が決まっています。

なお、魚類分野についてのみ、水圏生物分野からも受験することができます。

動物部門 哺乳類・両生類・爬虫類
鳥類
昆虫類
魚類
植物部門 植物部門
水圏生物部門 遊泳動物
浮遊動物
底生動物

生物分類技能検定1級の問題内容と勉強方法

筆記試験

生物分類技能検定1級の試験は記述式で、経験問題と専門問題に大きく分かれています。
私が受けたときの試験は以下の通りでした。

経験問題は、「あなたがこれまで経験した業務の中で、分類技能を駆使したものをひとつあげ、その分類技能的内容を400字詰め答案用紙2枚に記述しなさい」という内容でした。
専門問題は、特定の環境に生息する生物の名前を10個上げ、その生物の学名、分類、分布、生態などを記載するという問題でした。

問題は年によって変わってくると思うので、今年の試験がどうなるかはわかりませんが、そんなに大きく変わることはないと思われます。

これらの問題をカバーできるように幅広く勉強しておきましょう。
専門問題のほうは昆虫分野で受ける際でも、すべてチョウ目だけで答えることはできないように縛りがあるので、トンボや甲虫など、その分野の中で幅広く覚えておくことが必須となります。

最新の試験を受けた人はコメントで情報提供していただけるとありがたいです!

口頭試験

晴れて、筆記試験に合格した後でもまだ口頭試験が待っています。

口頭試験では実務経験や経歴について問われ、生物調査員としてのスキルや心構えが問われるような質問があります。

試験時間は大体20分程度となっています。
実際の試験では以下のような質問がされます。

・自身の経歴について
・1級に合格するメリットは何か、なぜ資格が欲しいのか
・筆記試験での経験論文についての質問
・普段の生物同定で気を付けていること

面接官となる相手は、その分野の専門家となります。
大学教授や、学芸員など博士号を取得しているような方が面接をするため、知らないことは知らないと答えたほうがよさそうです。
分野によってはあなたよりよっぽど詳しいという場合が多いので、専門知識に関する質問には十分注意したほうがいいです。

また、稀に○○と○○の見分け方を教えてくださいみたいなドストレートな専門的な質問が飛んでくる場合もあるみたいです。

こちらについても、最新の試験を受けられた方は情報提供いただけるとありがたいです。

生物分類技能検定1級のまとめ

生物分類技能検定1級は、筆記試験で自由度が高い試験となっているため、2級よりも合格しやすい試験となっているかと思います。
ただ、学名なども書けなくてはいけないことから、対策をしっかりしていかないとまず合格できません。

皆さんからのコメント等を記事に反映させて、試験対策の有益なサイトとしてブラッシュアップしていきたいので、コメントお待ちしております!!

 

 

 

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