ビーチコーミングを初めてみたけど、珍しいものを拾ってみたい、価値のあるものを拾いたいという方も多いかと思います。
実際ビーチコーミングで拾ったものがメルカリやヤフオクなどのフリマサイトやオークションサイトで売買されていたりと金銭的な価値がついているものも多くあります。
そこで、本記事ではビーチコーミングで拾ってみたいレアなお宝を紹介していきたいと思います。
タカラガイ
ビーチコーミングで人気の高いものとしてまず貝殻が挙げられます。
そしてその中でも、ビーチコーマーたちに人気なのがタカラガイです。
昔はお金の代わりにこの貝が使われていたことから、タカラガイと呼ばれています。海に行けばお金が落ちているような感じになってしまいますが、それで成立していたのか疑問ですが…
タカラガイは、巻貝の仲間でタカラガイ科のことを指しています。タカラガイは丸っこくて新鮮な貝殻は陶器質のような感じで光沢があってつるつるしていて、とてもきれいなので非常に人気の高い貝殻です。種類も非常に豊富なので、できるだけ多くの種類を集めようとビーチコーミングに励んでいる人も多いです。
気になるその価値はというところですが、タカラガイの種類によって大きく異なります。
非常によく見かける種類である、チャイロキヌタやメダカラといった種類はどこにでもいるのでほとんど価値はありません。まとめて売れば買い手がつくかもしれませんが・・・
また珍しい種類であっても、鮮度が低くて色あせてたり、ボロボロになってしまっているとほとんど価値はありません。
高値が付くタカラガイとして、三名宝と呼ばれる日本三大タカラガイがあります。
テラマチダカラ、オトメダカラ、ニッポンダカラの3つです。
いずれも貝コレクターであれば喉から手が出るほどの逸品です。
これらのタカラガイは、日本近海に生息していますが、少し水深の深いところに生息しているためビーチコーミングではめったにお目にかかれません。
テラマチダカラ
テラマチダカラは貝殻の状態にもよりますが20万円~40万円くらいの値が付いています。
オトメダカラ
オトメダカラは2~10万円程度で取引されています。
ニッポンダカラ
ニッポンダカラも3万円~10万円程度で取引されています。
日本三名宝は中々お目にかかることができませんが、普通に身近で拾えるタカラガイでも状態が良ければ、数百円程度で販売されています。工作などでの需要もあるため、数をたくさん集めればちょっとした副業になるかもしれませんね。
クジラ・イルカの耳石、耳骨
イルカやクジラなどの耳石も化石のような感じになって海岸に打ちあがってきます。
大きさや色合いなどによって値段は変わってきますが、大体2万円前後で販売されています。
中でも下の写真のような黒色で少し光沢のあるものは希少価値が高くて人気となっています。
結構珍しい漂着物ではありますが、稀に海岸に打ちあがるものなので、皆さんも十分拾えるチャンスがあるお宝となっています。
千葉県の館山市の海岸では結構打ちあがるとされていて人気のスポットとなっています。
もともと構造として空いている穴に紐を通してアクセサリーとして利用するのが一般的です。
海関係のお守りとして用いられることも多く、サーファーの方々が好んでつけていて結構人気のアイテムとなっています。
シーグラス・ビーチグラス
シーグラスは、海岸に打ちあがってきたガラスの破片のことを言います。ビーチグラスと呼ばれることもあります。
捨てられた瓶などのガラスの破片が、波などで流されながら、表面が削られすりガラスのような感じになっていて味わい深いものとなっています。
シーグラスは工作などで主に使われ、シーグラスでランプシェードを作ったり、写真立ての額をデコレーションしたりといった使い方をします。
こんなような感じでまとめて何gといった感じで売られています。
人工的に摩擦を与えて作られた人工のシーグラスもありますが、表面の感じに違いがあるため、天然のほうが価値が高くなっています。
大量に集めるのは意外と大変なので、たくさん集めれば、フリマサイトなどで販売することもできますね。
こんな感じで自作のランプシェードを作ることで、さらに価値がついて高値で販売できるようになるため、ちゃんとした副業として成り立ちそうですね。
ウミウサギ
ウミウサギは巻貝の仲間で、先ほど紹介したタカラガイに近い仲間となっています。
サンゴの仲間である、ウミトサカやヤギなどにくっついている貝類です。
タカラガイと同様に、いろいろな形や種類があります。ウミトサカやヤギなどについているので、鮮やかな赤色やオレンジ色、黄色をしていていてとても綺麗です。
素人でも30種類ぐらいは頑張れば拾えるので是非集めてみてください。
アワビの貝殻
アワビの貝殻も実は意外と高値で売られています。
アワビの貝殻は外側はごつごつしていて、地味な色合いをしていますが、内側は真珠層が形成されていて結構きれいなんですよね。
そこで、アワビの貝殻の内側の真珠層の色合いを生かしてアクセサリーなどに加工されています。
アワビの貝殻は岩礁地帯の海岸に行くと結構たくさん落ちているので、簡単に拾えるお宝となっています。
ビーチコーミングのレアなお宝まとめ
いかがだったでしょうか。ビーチコーミングで拾える漂着物の中にはびっくりするような値段がついて取引されているレアなお宝がたくさんあります。
中々ふつうは拾えないようなものだけでなく、結構普通に打ちあがっているものであっても、値段が付くものがたくさんあるので、皆さんもビーチコーミングに出かけてみてはいかがでしょうか。
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