謎の魚マンダイの正体はアカマンボウ、レシピや食べ方を紹介!

謎の魚マンダイの正体はアカマンボウ、レシピや食べ方を紹介!

スーパーとかに行くと、たまにマンダイって名前で売られている魚の切身を見たことありませんか?
その正体はなんとアカマンボウという深海魚なんです。

一見するとマグロのようにも見えますよね。

あれは結局のところ何なのか…
中には分からずに買っている人も多いと思います。

 

そこで今回は、マンダイことアカマンボウについて食べ方やレシピも添えて紹介していきたいと思います。

 

 

アカマンボウとは?

 
(引用:Wikipedia )

 

特徴

アカマンボウとは、アカマンボウ目アカマンボウ科に属している魚です。
体は赤く、まだらに白い斑点がついています。
まさに、赤いマンボウといったところです!

しかし、マンボウという名前がついていますが、分類学上はマンボウとはかけ離れた魚です。

見た目はなかなか似ていますよね。
でもマンボウと違って、ちゃんとした尾びれがついています。
背びれ、胸びれ、腹びれも発達していて、鋭い刀のように伸びています。
というわけで、マンボウとは全然違う仲間になります。

 

では、アカマンボウは何に近い仲間なのかというと、なんとあのリュウグウノツカイに近い仲間になります。
リュウグウノツカイとは、日本でも数件の発見しかされていない、伝説の深海魚です。
リュウグウノツカイは伝説の魚!?知られざる秘密を紹介

けど見た目がアカマンボウと全然違うじゃん…

でも実は子供の時(稚魚)の形が似ているんです。
稚魚の時の形態は、その後進化していく前の形を残していることが多いです。
そのため、成魚の外見ではなく、稚魚の外見が似ている魚のほうが、近縁な種類と言えるのです。

 

アカマンボウはなんと全長2 m、体重270 kgにまで成長します。
大きさもマンボウサイズですね!

温帯・熱帯に広く生息しています。
ですが、外洋の深海に生息しているため、詳しい生態に関してはよくわかっていません。

餌はイカやオキアミ、クラゲなどを食べています。
逆に天敵は鮫などの肉食魚です。
でも2mにまで成長するので、大きくなってしまえば、食べられることは少ないでしょう。

 

魚類初の恒温魚

アカマンボウは、魚類で初めて恒温魚であるということが明らかになりました。
普通、魚類は変温動物で周りの環境によって自分の体温も変化します。

 

しかし、アカマンボウは人間と同じように体温を調節する機能を持っていたことが明らかになったのです。

アカマンボウには、えらに特殊な血管があります。
この血管によってえらから入ってくる冷たい海水に冷やされた血液を温めなおして、体温を維持しているのです。

これにより、アカマンボウは冷たい深海でも体のパフォーマンスを維持することができます。

 

深海では水温により動きが鈍くなってしまう魚が多い中、アカマンボウは恒温魚になることにより、ほかの魚より俊敏に動いたり、長距離を移動したりすることができるように、進化してきたのです。

マグロなどの活発な魚類が深海で素早く動くためには、臓器が冷えてしまうため、時々表層に上がってこなければなりません。

ですが、アカマンボウは体温を調節できるためその必要がありません。

そのため、体温調節ができるということは深海で生き抜くために、とても優位な戦略なのです。

参考科学史上初の「恒温魚」、深海の生存競争で優位に 米研究

 

マグロの代用魚、アカマンボウの気になる味は?

アカマンボウはマンダイという名前で、流通しています。
マグロの延縄と一緒に混獲され、マグロの代用魚にもなっています。

代用魚というのはマグロの代わりアカマンボウが食べられているというだけのことです。

ネットでアカマンボウを検索すると、回転寿司のマグロは実はアカマンボウだというようなことを書いている記事がありますが、あれは真っ赤な嘘です。

アカマンボウをマグロと偽って販売していたら、犯罪です。
大手チェーンの回転ずしに限ってそんなことはあり得ませんので安心して下さい。

とはいえ、アカマンボウも普通においしんですけどね。

 

話がそれてしまいましたが、アカマンボウはソテーやムニエル、刺身で食べるのが一般的です。
刺身よりはソテーで食べるのがおすすめです。

基本的に、加熱用として売られていることがほとんどです。
加熱用の切り身を生で食べると食虫毒などになる恐れがあります。十分注意してください。
刺身で食べたいときはしっかり刺身用の切り身を購入するようにしてください。

 

その気になる味ですが、見た目だけでなく味もマグロに似ています。
マグロより、少し淡白であっさりした味です。

ですが、さすがにマグロと比べてしまうと…
普通に食べる分には美味しいですが、マグロと比べてしまうと大分劣ります。

 

ビンナガマグロなどであれば、かろうじて比較できるかどうか…

クロマグロ>ミナミマグロ>キハダマグロ>ビンナガマグロ>アカマンボウ

といった格付けになってしまいます。

ですが、このアカマンボウの売りは値段の安さです。
なんと100g当たり100円前後です。

安いといわれているビンナガマグロの半値近い値段で買えちゃうんです。
これだけ安いなら、ちょっと味が劣ってもいいですよね。。

 

アカマンボウのレシピ

アカマンボウのムニエル

材料 

アカマンボウ(マンダイ)の切り身 2切
小麦粉              適量
塩コショウ            少々
バター              適量

タルタルソース用
玉ねぎ              1/8
ゆで卵                1個 
マヨネーズ                                                            適量
パセリ                適量

1.タルタルソースは、玉ねぎをみじん切りにし、潰してゆで卵と一緒にマヨネーズであえます。お好みでパセリを振りかけます。

2.アカマンボウの切り身に塩コショウを振りかけ小麦粉をまぶしておきます。

3.フライパンでバターを熱し、中火できつね色になるまでアカマンボウを焼きます。

4.器に盛りつけ、タルタルソースをかければ、出来上がり。

 

市場に流通している深海魚なんてほとんどいません。
これを機に試しに、アカマンボウを食べてみてはいかがでしょうか。

 

生物カテゴリの最新記事