濡れた靴を早く乾かしたいときはカイロを使うのがおすすめです。
カイロを使って靴を乾かす方法について、紹介していきたいと思います。
濡れた靴を早く乾かしたいときはカイロを使う
靴を洗って洗濯したときや、雨で濡れてしまったとき、出来るだけ早く乾かしたいですよね。
子供の上履きなんかを明日も学校で使うのに洗わなきゃいけないなんて機会もありますよね。
そんな、濡れた靴を早く乾かしたいときはカイロを使って乾かすのが1番効果的なんです。
カイロを使って靴を乾かす方法
肝心のカイロを使って靴を乾かす方法を紹介していきたいと思います。
まず靴の水分をできるだけ飛ばします。
カイロを使う前に、ドライヤーを使って水分を軽く飛ばしましょう。ドライヤーは3分ぐらい使えば十分です。
靴があまりにもびしょびしょのままカイロを使うと十分に効果が発揮されない可能性があります。
ドライヤーである程度水分が飛んだら、カイロの出番です。
回路は小さいものではなく、靴に入るサイズでできるだけ大きいものを使うのが効果的です。
この時靴の水分によってカイロが湿り過ぎると、気化熱によりカイロの温度が下がってしまいます。
そうならないためにある程度ドライヤーで乾かす必要があるのです。
そして、カイロをいつも使うように、振ったら靴の中に入れます。
カイロは濡れると発火するという噂もありますが、湿ると、酸化作用が促進され発熱しますが、気化熱によってカイロの温度が下がる方が早いため、基本的には発火しません。
カイロの性能が落ちちゃうってだけで、発火・火事の危険性はありませんね。
水に濡らしちゃダメなカイロは、生石灰が入っているカイロです。
生石灰(CaO)は水に濡らすと化学反応を起こし、激しく熱を出します。
なのでこの生石灰が含まれたカイロは水に濡らすと発火するおそれがあります。
しかし、私は生石灰が入ったカイロを見たことがありません。
日本では、生石灰が含まれたカイロはほとんどありません。そのためあまり気にすることはありません。
しかし、海外産の安い生石灰が含まれている場合があるため注意してください。
使う際には成分表示をしっかり確認しましょう。
そして、カイロをふって発熱させたあとは、それを靴の中に押し込みます。
そうすると、カイロが温かくなることによって、水分が蒸発して乾かす事ができます。
カイロを使えばだいたい6時間ぐらいで乾かすことができます。子供の上履きなどであれば、3時間ぐらいで乾かすことができます。
驚くほど効果的なので、騙されたと思って試して見てください。
カイロは中身の鉄が空気に触れることによって酸化します。その時に熱を発生して熱くなるという仕組みになっています。
そのため、水分があると酸化作用が促進されます。なので、湿った靴の中では非常に効率よく高温になるため、早く乾かすことが出来るのです。
新聞紙を使うのは効率が悪い
濡れた靴を早く乾かしたいときは、中に新聞紙を詰めるという方法もあります。
丸めた新聞紙を靴の中に入れます。
できるだけギューギューに詰め込むのががおすすめです。
でもこれ実は全然効率がよくないです。新聞紙はそこまで吸水力が高くないです。そのため、濡れてきたらこまめに新聞紙を取替えないとほとんど乾きません。
こまめに取り替えても、カイロのように6時間で乾いてしまうようなことはありません。
ですが、カイロがない時はとても効果的なので、カイロがない時は新聞紙を使って見てください。
ドライヤーをあてるのも効果的
カイロがない時はドライヤーを当てるのも効果的です。
ただこちらもずっとドライヤーを当てていなければいけないため効率はよくありません。
また、ドライヤーは結構電気代をくうので、長時間使うのはちょっともったいないという欠点があります。
ドライヤーを使う時は厚手のビニール袋と合わせて使うと効果的です。
厚手のビニール袋に靴を入れ袋の口をすぼめたら、そこにドライヤーの口を突っ込みます。
そして、温風を吹きかければ、ビニール袋の中で乾燥機のような状態が出来上がります。
ドライヤーは、結構高温になるため、火傷したりやビニール袋が溶けたりする恐れがあります。
十分注意して行ってください。
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