高倍率ズームは非常に万能なレンズで、それ一本あれば基本的な撮影は何でもこなせるレンズです。
広角から望遠までカバーしているので非常に汎用性が高くて便利なレンズです。
そんな高倍率ズームを比較しておすすめを紹介してい期待と思います。
高倍率ズームレンズとは
高倍率ズームレンズとは、広角から望遠までの広範囲をズームできるレンズです。
標準ズームレンズだと望遠側は100mm程度で、満足のいく望遠の撮影できないです。
逆に望遠ズームレンズだと広角側はせいぜい50mm程度でこちらも広角域の撮影はできません。
そんな両方の撮影をできるようにしてるのが高倍率ズームレンズです。
とても便利で欲張りなレンズです。
タムロンの高倍率ズームレンズ
高倍率ズームレンズと言えばおすすめはタムロンのレンズです。
タムロンは高倍率ズームレンズにより力を入れていて、ラインナップも豊富で画質も優れているレンズが多いです。
キャノンではこの手の範囲の高倍率ズームのラインナップがないので、タムロン一択になるかと思います。
キャノン、ニコンの両方で使うことができるので非常におすすめのメーカーです。
TAMRON 高倍率ズームレンズ 16-300mm F3.5-6.3 DiII
焦点距離 | 16~300mm |
レンズ構成 | 12群16枚 |
最短撮影距離 | 39㎝ |
重量 | 540g |
手振れ補正 | あり |
タムロンの高倍率ズームレンズのなかでも特におすすめなのがこの16-300mmのレンズです。
高倍率ズームレンズは広角側が18mmからのレンズがほとんどです。
そんな中このレンズは16mmからの撮影を可能にしています。
広角側の2mmの差は非常に大きいです。
またこのレンズはマクロレンズとなっていて、マクロ撮影もすることができます。
さすがに単焦点のマクロレンズにはかないませんが、最短距離も39㎝と短く至近距離でマクロ撮影することができます。
画質も高倍率ズームレンズとしては非常に優れていて、望遠端でもほとんど解像度が落ちることなく撮影することができます。
ぶっちゃけ、これ一本で何でも撮影できちゃうという優れものです。
TAMRON 高倍率ズームレンズ 18-400mm F3.5-6.3 DiII VC
焦点距離 | 18~400mm |
レンズ構成 | 11群16枚 |
最短撮影距離 | 45㎝ |
重量 | 710g |
手振れ補正 | あり(VC) |
世界で初めてAPS-Cサイズ用として18-400mmまでの焦点距離、ズーム比にして22.2倍の撮影を可能にした高倍率ズームレンズです。
35mm判換算で620mm相当の超望遠域の撮影をすることができます。
これにより、野鳥撮影やスポーツ撮影もすることができます。
手振れ補正もタムロンの独自のVC(Vibration Compensation)と呼ばれる手振れ補正機構を搭載していて、望遠端の400mmでも手振れすることなく、手持ち撮影することが可能です。
重量もたったの710gと400mm撮影のできるレンズとしては非常にコンパクトで、手持ち撮影に向いてます。
画質に関しても高画質ではありますが、望遠端の400mmにおいては少し解像度が低い印象を受けます。ただ、トリミングしなければほとんど気にならないレベルです。
高倍率ズームレンズの中でも、より望遠に強いレンズが欲しいという方におすすめのレンズです。
シグマの高倍率ズームレンズ
SIGMA 高倍率ズームレンズ Contemporary 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
焦点距離 | 16~300mm |
レンズ構成 | 13群17枚 |
最短撮影距離 | 39㎝ |
重量 | 585g |
手振れ補正 | あり |
TAMRON 高倍率ズームレンズ 16-300mmのライバル格のレンズです。
シグマのレンズもマクロレンズとなっていてマクロ撮影が可能になっています。
ズーム域はこちらの方が2㎜短く、少し広角側の撮影範囲は狭くなって今います。
画質に関しても、タムロンのほうが発色がよく綺麗な写真が撮れます。
総合的に比較して見てタムロンのほうがおすすめです。
ですが、シグマのレンズのほうが安いので、コストパフォーマンス的には良いと思います。
少し値段を抑えたいという方にはシグマのレンズがおすすめです。
ニコンの高倍率ズームレンズ
Nikon 高倍率ズームレンズ AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G
焦点距離 | 18~300mm |
レンズ構成 | 12群16枚 |
重量 | 330g |
手振れ補正 | あり |
18~300mmの高倍率ズームレンズです。
価格としてはタムロンの高倍率ズームレンズと同程度です。
性能も似通った性能です。ニコンのほうがよりコンパクトで、持ち運びには便利です。。
ですが、広角側はこちらの方が2mm短くなっていますので、撮影できる範囲は狭くなってしまいます。
またマクロもニコンのレンズにはついておりませんので、タムロンの高倍率ズームレンズのほうに分があるといえるでしょう。
純正にこだわりがなければ、タムロンのレンズのほうがおすすめです。
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