水産学科ってどんなところ?気になる就職先は?

水産学科ってどんなところ?気になる就職先は?

水産系の学科に進みたいけどどんな感じなの?実際、専門の就職先なんてあるの?

そんな悩みを抱えた、高校生・大学生に現在環境コンサルタントで働いている私が実状を語っていきたいと思います。

経歴

2011年4月 私立大学の水産学科に入学
2015年3月 卒業
2015年4月 小さい環境コンサルタント会社に入社
現在 仕事を続けながら転職活動中

とまあこんな感じです。
大学はレベルの低いマンモス大に行ってました。

現在、転職活動中の理由はキャリアアップの為、 上流の仕事を出来る会社を探してます。
ポジティブな転職活動です。

水産学科ってどんなとこ?

水産学科の授業

ざっくり言うと、水圏の生物の勉強をしていました。
座学7割、実験実習3割といったところでしょうか。

水産学科のほとんどは乗船実習があります。
1週間ぐらい船に乗って調査に出かけるのです。
暇な時は友人とひたすらモンハンやってましたね(笑)

大学の授業は非常に楽しかったです。

授業は魚介類中心に解剖をしたり、採血したり、スケッチをとったりしていました。
実際に海に行って生物採集をして、レポートを書くみたいな授業もありましたね。

水産学科の雰囲気やサークル

とにかく生き物好きが多い印象です。
というか先生も含め、釣り好きと生き物オタしかいません。

サークルも網で魚を捕るサークルに入ってました。
週末は川や海に出かけて生物採集に励んでました。

そういうのが好きな人にとってはたまらない環境です。

 

卒業研究

卒業研究は研究室に入って、カニの研究をしてました。
研究は特に面白かったです。

テーマは日々のフィールド調査の中から自分で見つけてきました。

調査方法も自分で考えて決めました。

そんな中、積み重ねた調査で、統計的に有意な結果が得られた時の達成感は素晴らしいです!

 

就職について

水産学科の就職先と就職率の実態

就職率は95パーセントぐらいでしたね。

あれ、思ったより全然悪くない?
と思った方もいるでしょうが、下が内訳です。

大半がぜんぜん関係ない仕事についているんです。
同期でも飲食や小売店、はたまたITなど実にいろんな就職先があります。
まるで文系の学科を見ているかのようです。

 

生物系の就職先は?

大学に入って先生に言われたことで印象的だったのは、

お前らは、美大とかに行った奴らとおんなじだぞ。

専門の就職先なんかほとんどないぞ。

まさにその通りでした。

実際、生物系の仕事についてる人って、漁業+環境コンサル+水族館+公務員の一部で、この中でも事務方の人も多いので実際は15%も居ないと思います。

ちなみに漁業というのは、栽培漁業センターだったり、企業レベルでの養殖業です。
大学まできて、皆さんが考えるような漁師になる人ってほぼいないでしょうね。

個人的には、修士もしくは博士まで進んで、学術機関の研究員になるのが一番の勝ち組なんじゃないかなと思います。
相当険しい道ですが…

実は、水産学科に入ってきた人の多くって、もともとは水族館志望なんです。

じゃあなんでこんなに水族館に就職する人が少ないのかというと、一番大きいのは給与をはじめとする待遇面でしょう。
驚くことに水族館の求人って、契約社員が半分以上を占めているんです。

契約社員だと、五年たったらクビになってしまうかもしれませんよね。
頑張れば正社員登用をしてくれるかもしれませんが、非常にリスクが高いですよね。

そして多くの水族館は、びっくりするぐらい薄給です。
初任給の手取りで15、6万ぐらいあれば水族館としてはなかなかいいほうじゃないですかね。
それぐらいひどいです。
サラリーマンの平均的な給与が見込めるところはごくごく一部だけです。

そして水族館っていうのはそういった求人でも結構な倍率で人が来ます。
大学以外にも、生物系の専門学校卒の方とかもいますからね。

こうしたことから、どんどんふるいにかけられ、残ったのはわずか4%ということなのです。

環境コンサルも似たようなものですね。
ただ、大手の建設コンサルタントの環境部門に入れれば、お給料もたくさんもらえるかと思います。

でも、ずっと生き物追っかけてるのが仕事ですから、なかなか楽しいと思います。
あまりお勧めはできませんが、もし同じ道に進みたい方がいらっしゃったら全力で応援します。

私も現在コンサルで働いていますので、情報はたくさん持ってます。
別の記事で詳しく書いていきたいと思ってます。

 

まとめ

水産学科はとても楽しい学科です。

けど、将来のことを考えると就職はなかなか厳しいです。

でも、お金を求めなければ生物の仕事に就くのは全然難しいことではないです。

現に私は日々生き物見てお金稼いでますから。
でもやっぱり人並みの収入を得たいと思ったらなかなか難しいです。

今も私自身キャリアアップのために転職活動に励んでます。

でもやっぱりこの道で食べていきたいという方は、一緒に頑張っていきましょう。

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