おすすめの青春小説10選-恋愛・スポーツ小説を厳選して紹介!

おすすめの青春小説10選-恋愛・スポーツ小説を厳選して紹介!

青春小説といえば、恋愛系やスポーツ系の小説を思い浮かべますよね。

これらの小説は、学生気分に浸ることが出来てとても素敵です。

胸が熱くなったり、感動したりと青春小説は色々な魅力があります。

そんな青春小説のおすすめ作品を紹介していきたいと思います。

 

 

一瞬の風になれ(佐藤多佳子)

 

あらすじ
主人公の神谷新二は、スポーツテストの50m走で幼馴染の一ノ瀬連と一緒に走ることになります。連は天才的なスプリンターで中学時代は全国大会でも活躍していました。ですが、とある理由で、中学二年で陸上部はやめてしまっていました。走りにはそれなりに自身のあった新二は連がどのくらい速いのか知りたくなり、本気で勝負をするように言います。結果は新二の惨敗…。陸上部の根岸より早いクラスで二番目のタイムだったのに、連の背中は遥か彼方した。
「おまえ、陸部、入れ」
「新二も走る?」
「おう」
こうして新二はスプリンターとしての道を歩み始めました。

陸上の短距離走の話で、主に四継と呼ばれる4×100mリレーを主体に描かれています。

スポーツ小説では圧倒的に面白い作品です。
文字だけでここまでの疾走感を速さを表現しているのがほんとに素晴らしいです。

幼馴染で天才スプリンターの連を追いかけて、陸上を始める新二が人一倍努力をして、連と同じ土俵で競い合う姿がとても素敵です。

圧倒的な速さ・強さを見せつける連もまたカッコいいです。

ただただ、純粋に速さを追い求める選手たちの姿にほれぼれしてしまいます。
スポーツだけでなく恋愛要素もあり、非常に魅力的な青春小説です。是非読んでください。

 

DIVE!!

 

あらすじ
高さ10メートルの飛込み台から時速60キロでダイブして、わずか1.4秒の空中演技の正確さと美しさを競う飛込み競技。
その高さとスピードの恐怖故に飛び込み台は「コンクリートドラゴン」と称される。
その一瞬に魅了された少年たちが通うダイビングクラブは存続の危機に…
存続するための条件はなんとオリンピック出場!
凄腕女コーチとともに、青春の熱い戦いが始まる。

水泳ではなく、飛び込みというちょっとマイナー競技を題材にしたスポーツ小説です。

飛込の怖さがすごい伝わってくる描写は素敵です。
飛び込み台をコンクリートドラゴンと表現してるのも面白いなと思います。
何回も飛び込んでいるはずの10mの高さなのに、その台の上に立つのが怖いというひしひしと伝わってきます。

ほんとに表現が上手なのだと思います。

マイペースでのんびりやの主人公が、女コーチにしごかれて強くなっていきます。
才能はあるのに、闘争心や向上心がいまいちだった主人公が次第にオリンピックにむけて奮闘していく姿がかっこいいです!

ただ、綺麗なだけでなくリアルな人間関係も描いているのが魅力です!

 

 

将棋ボーイズ

 
 
あらすじ
勉強も運動も苦手で、おとなしい性格の歩は、なんとなく将棋部に入部する。将棋部は全国大会にも出るような名門校で、そこには周りの期待に悩む将棋の天才・倉持がいた。強豪の将棋部を舞台に落ちこぼれと天才のダブル主人公で描く、感動の青春小説!

将棋を題材にした青春小説です。

主人公が2人で構成されており、章によって視点(語り手)が変わるのが面白いところです。

天才的主人公と将棋を始めたばっかりの主人公、二人の物語を一冊で楽しむことができます。
将棋のレベルや試合のリーグも違いあまり接点のなかった二人が、物語の後半になって絡んでくるとより一層面白くなってきます。

とても丁寧に構成されている作品だと思います。

将棋を通して二人の主人公が成長していく姿が、まさに青春な感じで素敵な作品です。

 

夜のピクニック(恩田陸)

 
あらすじ
実際の高校行事を題材にした、高校生活を飾るイベント歩行祭、通称夜のピクニック。
全校生徒が夜を徹して80キロを歩き通すという過酷な伝統行事でした。
みんなが、それぞれ三年間の思いを込めて歩行祭に臨む群像劇。
学校生活の思い出や卒業後の進路を語りつつ親友たちと歩きながらも、貴子だけは小さな賭けに胸を焦がしていた。
 

 

本屋大賞を受賞した作品です。
とても、リアルな高校生を描いている作品です。
こんな奴、クラスにいたなーなんて思いながら読んでました。
皆さんもお気に入りのキャラに恋しちゃうかも…

この作品の一番の魅力は何といっても杏奈ちゃんです。
すでにアメリカに行ってしまっていて、物語には直接登場することはないのですが、一番魅力的なキャラと言っても過言ではありません。
最後にすべてかっさらっていく杏奈ちゃんの凄さにきっと心打たれるはず。

日常ものでありながらも、しっかりと伏線を張っており、ラストはミステリーさながらの盛り上がりを見せます。
万人受けする作品ですので、是非読んでみてください。

 

サマーランサー

 

 

天智は剣道の世界で神童と呼ばれながら、師匠である祖父の死をきっかけに竹刀が握れなくなってしまった。高校入学したある日、体育館で不思議な音を耳にする。それは木製の槍で突き合う槍道という競技の音だった。槍道部で同級生の里佳に半ば強引に誘われるようにして槍道部に入部することとなる。剣を失った少年は、新たに槍を手にする。

 

槍道というマイナースポーツを題材にした、青春小説です。

槍道は剣道に似た競技で、剣の代わりに槍を持って戦います。
剣道と同じように、面、胴、小手、突きを打突することで競技します。

槍道の競技シーンは迫力満点でとても面白いです。

また、天智と里佳のラブストーリーからも目が離せません。

 

 

バッテリー

 

中学の入学を前に、岡山県から新田に引っ越してきた、原田巧。そこで、同級生でキャッチャーの永山豪に出会う。天才的ピッチャーの原田巧の球に強く惹かれた豪はバッテリーになることを懇願する。飛び抜けた才能と自信家で独りよがりで傲慢な原田巧に振り回されながらも、その才能に強く惹かれ、2人のバッテリーが始まる。

 

バッテリーはドラマやアニメにもなっており、みなさんも1度は題名を聞いたことがある作品ではないでしょうか?

野球のバッテリーを描いた作品です。

ピッチャーの原田巧とキャッチャーの永山豪の1年間のバッテリー生活が綴られています。

これぞ、スポコンって感じの内容を思い浮かべてるかも知れませんが、全然違います!

なんなら、野球シーンはほとんどなく人間関係を描いた作品です。それも児童書とは思えないめちゃめちゃドロドロした人間関係です。爽やかさとは程遠いですが、これもまた青春の1ページでしょう!

大人でも楽しめる作品ですので、ぜひ読んでみてください。

 

ラブオールプレー

 

中学時代にたまたま始めたバトミントンだったが、そこまで目立った活躍はしていなかった水嶋亮。なぜか名門の横浜港高校の監督に将来性があると直々にスカウトを受けて、進学を決意する。そこには全国優勝を狙う絶対的エース遊佐賢人をはじめ、全中ダブルスで優勝した、東山ツインズ、亮の相棒となる榊、クールで帰国子女の松田など、スカウトを受けて入学してきた個性豊かな実力者達がいた。彼らとともに全力でバトミントンに打ち込む高校生活が始まる。

 

青春バドミントン小説です!

高みを目指して練習・試合に望む姿はほんとにかっこいいです。
特にイケメンエースの遊佐賢人がかっこいいです。

平凡だった主人公が、名門高校でメキメキと頭角を現し、みんなで団体戦優勝を目指し、切磋琢磨します。

王道なスポコン小説ですので、スポコンが好きな方は是非とも読んでほしい作品です。

明るい夜に出かけて 

人間関係をきっかけに逃げるように、大学を休学した富山は金沢のコンビニで夜勤のアルバイトで生活をしていた。富山の唯一の楽しみは深夜に「アルコ&ピース」のオールナイトニッポンを聞くことだった。コンビニでいつも通り、レジ打ちをしていると客の少女がアルコ&ピースのオールナイトニッポンで面白いネタを投稿したリスナーだけに送られる缶バッチを2つも持っているのを目にする。とっさに声をかけるとその少女、佐古田は有名ハガキ職人の虹色ギャランドゥだった。佐古田は富山とラジオの話をするため、毎日のように深夜のコンビニに訪れるのだった。

深夜ラジオを題材にしたちょっと変わったストーリーです。作者の佐藤多佳子さんもオールナイトニッポンのヘビーリスナーだったそうです。富山が佐古田と出会うことによってちょっとずつ逃げてた世界に向き合おうと変わっていきます。恋愛要素もあって、面白いです。明るい夜に出かけてというタイトルもとても素敵だと思います。アルピー以外にもくりーむしちゅーやナイナイ、爆笑問題、伊集院光など様々なラジオの話が出てきます。

私もこの小説がきっかけで、くりーむしちゅーのオールナイトニッポンを1話から聞き始めました!!

風が強く吹いている

陸上部もなくなってしまった大学で、灰二には箱根駅伝を走りたいという夢があった。そんな時凄まじいスピードで走る天才ランナー走と出逢う。灰二は箱根駅伝を本気で目指すことを決意する。そして元陸上部の寮で一緒に生活を送っていた、陸上経験のない8人をを誘い、陸上部を結成する。灰二の夢がちょっとずつ現実のものとなってくる。絆だけは負けないが、寄せ集めのメンバーで果たして箱根駅伝に出場できるのかだろうか…

 

競技経験者がわずか2人だけの所から、箱根駅伝を目指すお話です。

とある学生寮はもともとは陸上部の寮でした。
そこで寮生活を送っているのは、陸上経験もない素人ばかりなのですが、なんとそのメンバーで箱根駅伝を目指します!
ちょっと現実離れした話ではありますが、それを差し置いても面白いです!

最初はあまり乗り気でなかった仲間も、若くまぶしい才能の「走」に惹かれ熱くなっていくのが面白いです!

1km4分程度でしか走れなかった初心者の仲間も、どんどん早くなってきて3分ペースで走れるように成長していきます。

ワクワクが止まらない、情熱的な青春小説です。

 

くちびるに歌を

長崎の五島列島のとある中学校の合唱部の顧問であった松山ハルコは産休に入るため、臨時職員で同級生の柏木ユリに1年間期限付きでの合唱部の顧問をお願いする。元々、女子しか居なかった合唱部であったが、顧問が柏木ユリになったことで、その美貌を目当てに入部を希望する男子生徒が続出する。何人かが入部したが、やる気の差から女子部員との間に亀裂が生じることとなる。果たして、ユリは合唱部をまとめあげて、長崎県大会に臨むことが出来るのだろうか。

 

この作品はアンジェラ・アキさんの手紙~拝啓15の君へをベースにしています。

みんなで合唱コンクールを目指す青春小説です。

ユリの出した課題をきっかけに、不真面目だった男子部員にも徐々に変化が現れます。
様々な苦難を乗り越え、みんなで歌う合唱がとても素敵です。

チームメイト間の人間関係も丁寧に描かれていて、恋愛要素もあって面白い作品です。

 

君のともだち

 
主人公の恵美ちゃんは交通事故のせいで、松葉杖となる。事故の日に無理やり恵美ちゃんの傘に入ってきた由香ちゃんを恨むことをきっかけに、だんだんと周りとの関わりを絶っていった。でもそんな恵美ちゃんにも構ってくる人たちがいて、無愛想になってしまった恵美ちゃんがちょっとずつ優しくなっていく。

 

基本的にはそれぞれがスピンオフになってるような短編小説です。
ですが、それが最後には恵美ちゃんを中心にひとつの物語として纏まっていきます。
上から目線になってしまいますが、非常によく構成された小説です。

ちょっと意地悪だった恵美ちゃんもみんなと関わっていくうちにちょっとずつ変わっていきます。

本当の友だちって何なんでしょうね。
これを読んだら、それがわかるのかも知れません

もう堀田ちゃんが素敵すぎて、ラストシーンは涙がぼろぼろ零れてしまいました。

 

ダブルス

天才であるが故に誰とも協調をすることがてきなかった拓真。練習は熱心だか、トラウマから他人を信用出来なくなっていた、駆。2人は高校テニス部に入部した当初からなかなかウマが合わなかった。プレースタイルも全然違い、何から何まで合うところがなかった。見かねた部長が敢えて、2人にダブルスを組むように命令を下す。喧嘩ばかりだったが、次第に協力し合うようになり、凸凹コンビの青春テニスが始まる。

全然違うタイプでお互いに気に食わないと思っていた、二人が、テニスでダブルスを組むというお話です。

最初は喧嘩ばかりのコンビでしたが、テニスを通して次第に仲良くなっていく様がとても素敵です。
技術的にも人間的にも成長していく姿はまさに青春そのものです。

 

 

空色ヒッチハイカー

東大を出たのにも関わらず、九州の田舎に婿入りして家業を次ぐことにした兄。兄に憧れ続けて勉強に励んでいた18歳の夏。兄の真意を知るために、僕は何もかも投げ出して旅に出た。兄から譲り受けた年代物の青いキャデラックに乗り、助手席にはミニスカートにタンクトップ姿の年上美女、杏子ちゃんを乗せて…個性溢れるヒッチハイカーを乗せながら、九州を目指します。

これぞ究極の青春小説。これぞボーイミーツガール。
そんな感じの一冊です。
特に高校生に読んでほしいですね。

この作品は、とにかく杏子ちゃんが可愛くてエロくてほんとに素敵です。
でもそれだけじゃなくて、意外と泣けるシーンが多いんです。
個人的にはすごい銀の匙に似ているなという印象を受けました。
兄貴との関係性なんかがめっちゃ銀の匙っぽい。

人生立ち止まったときは、これを読んでみるといいかもしれません。
いろんな生き方があるよなって再度認識させられる一冊です。

ぜひ手に取ってみてください。

 

 

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