綺麗な星空を写真におさめると、肉眼で見える以上の美しさになります。
そんな星空写真を撮影するには、明るい広角レンズが必要となります。
そこで本記事では、星空撮影におすすめのオリンパスの広角レンズを紹介していきたいと思います。
星空撮影におすすめのオリンパス(マイクロフォーサーズ用)の広角レンズ
星空撮影におすすめのレンズの選び方
星空撮影をする時に必要となるのは、明るい広角レンズです。
最低でも開放でF2.8以上の明るさのレンズが必要となります。F3.5以下の明るさですと、たくさんの星を写真に収めることは出来なくなってしまいます。
また、レンズの種類は広角レンズもしくは魚眼レンズがオススメです。
中でも、焦点距離は20mm以下の超広角レンズがおすすめです。
オリンパスなどのマイクロフォーサーズのセンサーサイズのカメラでは、フルサイズ換算にすると焦点距離が2倍になるため、できるだけ焦点距離の短いレンズがオススメです。
広角レンズだと、広い範囲を写真に収めることが出来るので、よりダイナミックな写真が撮れます。
また、星1つ1つが小さく写るため、地球の自転によって星が流れ星の様に線ならずに、しっかりと点として撮影することが出来ます。
LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2
LAOWAというメーカーの7.5mmのマイクロフォーサーズ用の広角レンズです。
あまり聞き馴染みのないメーカーかもしれませんが、広角レンズやマクロレンズなどは非常に性能がよく、プロでも使っている人がいるくらいの優秀なレンズです。
もちろんオリンパスのカメラでも問題なく使用できます。
焦点距離は、フルサイズ換算で15mmと、星空撮影においてはベストな焦点距離です。
F値も⒉0と非常に明るく、肉眼で見える以上の星を写真に収めることが出来ます。
コストパフォーマンスもよくおすすめのレンズです。
OLYMPUS 超広角ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
オリンパスの純正の超広角レンズです。
画質や解像度などの性能の高さはピカイチのレンズです。
F値も⒉8と明るいので、星空撮影にはうってつけのレンズです。
フルサイズ換算で、14~28mmのズームレンズとなります。そのため、とても汎用性が高く、星空撮影以外にも、風景撮影やポートレート撮影にも使えるおすすめのレンズです。
デメリットをあげるとすれば、純正品のため、ちょっと値段がお高いというところです。
SAMYANG 単焦点広角レンズ 12mm F2.0 マイクロフォーサーズ用
サムヤンの12mmの単焦点広角レンズです。
サムヤンは、星空撮影におすすめなレンズとして有名です。オリンパスなどのマイクロフォーサーズ用も星空撮影におすすめです。
焦点距離は少し長めではありますが、星空撮影は充分楽しむことが出来ます。
画質はとても綺麗で解像度は高いです。星空撮影時には全く関係ないのですが、オートフォーカス機能がついていないので、普段の撮影では少し不便に感じるかもしれません。
ただ、このレンズは非常にコストパフォーマンスがいいので、できるだけ安く星空撮影を楽しみたい方にオススメです。
オリンパスの星空撮影におすすめの魚眼レンズ
星空撮影には、魚眼レンズもオススメです。
魚眼レンズは、広角レンズよりさらに広い範囲を撮影できるので、ダイナミックで面白い写真を撮ることが出来ます。
OLYMPUS マイクロフォーサーズ用フィッシュアイレンズ 8mm F1.8
魚眼レンズで、星空写真を撮影するなら、オリンパスの純正の8mmF1.8のフィッシュアイレンズがオススメです。
フルサイズ換算で16mmの超広角を撮影することが出来ます。F値も解放で1.8と明るいため、肉眼で見える以上の星空を撮影することが出来ます。
画質はとても綺麗で、視野の周辺でも、減光したり画質が荒くなったりしないのでとても綺麗です。
星空撮影以外でも、動物や風景、建物などを撮影するのに向いてます。普段とちょっと変わった写真が撮れるので、とても面白いレンズです。
Meike 6.5mm F/2.0 アニュラス 魚眼(MF)レンズ
meikeという、中国のメーカーの魚眼レンズです。
性能的には、先程紹介したオリンパスの純正のレンズがオススメですが、こちらのレンズは非常にコストパフォーマンスが優れています。
F値は解放で⒉0なので、星空撮影を存分に楽しむことが出来ます。
オートフォーカス機能がついていないのでちょっと不便なところもありますが、とにかく安いので、試しに魚眼レンズを使ってみたい人にもおすすめのレンズです。
星空写真を撮影する時のカメラ設定と撮影方法
星空写真を撮影する時のカメラの設定と撮影方法を紹介していきたいと思います。
1. マニュアルモードにする
星空撮影をするときはマニュアルモードに設定します。詳細な設定内容ですが、まずF値は⒉8以下にします。F値ができるだけ小さい方がより多くの写真を撮影することが出来ます。ISO感度はとりあえず1600くらいから取り始めるのがオススメです。ISO感度は、オートにしておいてもいいと思います。ISO感度は低い方が高画質で撮影することが出来ますが、低くし過ぎると明るさが足らず、真っ暗な写真になってしまいます。最後にシャッタースピードですが、こちらは20秒前後がオススメです。シャッタースピードが遅すぎると星が流れて線のように写ってしまいます。反対に早すぎると明るさが足りなくて多くの星を写真に取れなくなってしまいます。
そのため、シャッタースピードとISO感度は、撮った写真をみながら状況に合わせて調節していくと綺麗な写真を撮ることが出来ます。
⒉ RAWデータで撮影する
星空写真は、加工することによってさらに綺麗で美しい写真になります。JPEG形式で撮影してしまうと、加工する段階で画質が悪化してしまいます。
そのため、RAWで撮影するようにしましょう。
⒊マニュアルフォーカスにする
星空撮影は、遅いシャッタースピードで撮影しなければならないため、三脚に設置して撮影します。
オートフォーカスのままだと上手く撮影できないです。マニュアルフォーカスにして、無限望遠にピントを合わせて撮影してください。
星空撮影時の主なカメラ設定と撮影方法の紹介は以上です!
それでは、美しい星空写真の撮影に出かけましょう。
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