カメラ初心者の方はマクロレンズと言うと、小さいものをアップで撮影するための専用レンズだと勘違いしている人が多いです。
マクロレンズは何も小さいものを撮るための専用レンズではありません。
実は風景や人物、何を撮ってもいいんです。
そこで、本記事ではマクロレンズの特性と風景や人物を撮るとどんな感じに撮れるのかを紹介していきたいと思います。
そもそもマクロレンズとは?
マクロレンズとは、被写体を等倍から1/2倍で撮影することが出来るレンズのことを言います。
この倍率のことを最大撮影倍率と言います。
一般的なレンズですと最大撮影倍率は1/4位になっています。
時々マクロレンズは、最短撮影可能距離が短いことで大きく写すことができると勘違いしている方が居ますがこれは間違いです。
マクロレンズは被写体を大きく写すことができるレンズのことを言います。
つまり、中望遠などで最短撮影距離が長いレンズであっても、被写体を大きく写すことが出来るのであれば、それはマクロレンズと呼ばれます。
一般的なマクロっぽい写真の殆どが等倍で撮影されている写真になります。
1/2の撮影倍率のマクロレンズもありますが、1/2だとあまり大きくなった印象は受けないので、マクロっぽさは薄くなってしまいます。
風景写真や人物をマクロレンズで撮る
マクロレンズは解像度がすごい
マクロレンズって、単焦点レンズの中でも解像度が凄い高いんですよね。
昆虫をマクロ撮影すると、毛の一本一本までしっかり解像してくれますよね。
もちろんマクロ撮影の時に1番効力を発揮しますが、別にピントを無限望遠合わせて遠景を撮る場合でもとても綺麗に撮ることができます。
つまりは高性能な単焦点レンズと思って使っていけば良いということです。
マクロ撮影以外もやるなら画角が重要
マクロレンズは、基本的に単焦点レンズとなっています。
そのため、マクロレンズでマクロ撮影以外もこなすなら画角、焦点距離も意識しなければなりません。
普通に風景写真を撮りたいのであれば、35mm位のマクロレンズがおすすめです。
ポートレート、人物などを撮影したい場合は60~100mm位の焦点距離のマクロレンズがオススメとなってきます。
開放F値は2.8が多い
マクロレンズは開放F値が2.8位が多いです。
高性能な単焦点レンズだとF1.8のレンズも多いです。なのでボケた写真を撮りたい方にはちょっと向いてないかもしれません。
また、マクロレンズは少し絞った位が1番解像度が高くなってマクロレンズの良さが全面に現れた写真を撮ることができます。
60mmマクロレンズで撮った風景写真
私がキャノンの60mmマクロレンズ撮影した、風景写真を紹介していきたいと思います。
富士市にて撮影した工場夜景です。
大井川鉄道のきかんしゃトーマス。
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