技術士二次試験の対策・勉強方法や難易度・合格率を紹介!

技術士二次試験の対策・勉強方法や難易度・合格率を紹介!

技術士の二次試験はとても難しく、中には建築士や司法試験よりも難しいという声も聞こえるほど難関な試験です。

本記事では、難関の技術士二次試験の試験内容や合格率をはじめとする情報と、主に一番受ける方が多い建設部門について合格するための勉強方法とおすすめ参考書などを紹介していきます。

 

技術士二次試験とは

まず技術士とは、技術系専門職の人のための国家資格です。

技術士二次試験とは、技術士一次試験に受かって技術士補となった方が、受けることのできる試験です。

これに合格して初めて技術士の資格を得ることができます。
まだ技術士一次試験に合格していない方は、下記の記事をご覧ください。
【関連記事】技術士補(技術士一次試験)に実際に合格した私が教える勉強方法とおすすめ問題集

 

受験資格

技術士の二次試験には受験資格があります。

(1)科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者の監督の下に当該業務に従事した者で、その従事した期間が技術士補となる資格を有した後、通算して次に定める期間を超える者。
・総合技術監理部門を除く技術部門 4年
・総合技術監理部門 7年

(2)科学技術(人文科学のみに係るものを除く。に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務に従事した期間が通算して次に定める期間を超える者。
・総合技術監理部門を除く技術部門 7年
・総合技術監理部門 10年

引用:日本技術士会

上記に該当する方が、二次試験を受験することができます。

 

試験内容

技術士の二次試験の試験内容は筆記試験と口頭試験になります。
筆記試験に合格した方のみが口頭試験に進むことができます。

筆記試験は大きく3つに分かれています。

  1. 必須科目(択一式) 技術部門全般にわたる専門知識
  2. 選択科目(記述式) 「選択科目」に関する専門知識及び応用能力
  3. 選択科目(記述式) 「選択科目」に関する課題解決能力

この3つです。

問題は原稿用紙600字詰めに3枚に書かなればなりません。
1800字近く書かなければなりませんので、時間との戦いでもあります。

しっかりと対策しておきましょう。

口頭試験は主に、技術士の適性をみるもので、筆記試験における答案と経歴を踏まえて審査されます。

 

技術士二次試験の難易度・合格率

技術士二次試験の難易度は非常に高いです。
中には建築士や司法試験の試験より難しいという人もいるレベルです。

単純な知識を問う問題だけでなく、論述する力や今までの経験・技術士としての適性も問われるので一筋縄ではいきません。

受ける方が最も多い、建設部門での合格率はたったの11.5%しかありません。
この合格率の低さからも、いかに難易度の高い試験であるかをうかがうことができるでしょう。

私の会社でも40代を過ぎても技術士の資格を毎年受けている方がいるぐらいです。
一筋縄ではいかない資格試験ですのでしっかり対策をしていきましょう

 

技術士二次試験の勉強方法と対策

二次試験は提出書類から審査が始まっている

技術士の二次試験には自身の業務経験などを書かなければなりません。

ここから、既に審査は始まっています。

しっかりと業務経験を書いておかないと、記述試験で通っても、面接で沢山突っ込んだ質問をされてしまいます。

手を抜かずにきっちりと対策した上で書類を書きましょう。

 

二次試験記述問題

二次試験で鬼門になってくるのは、やはり記述問題です。

専門的な知識だけでなく、書く力が必要になってきます。
それも合格するための文章を書く必要があります。

そのためには過去問を解いたりするだけでは、対策として不十分です。

専門の参考書を購入して論文の書き方を会得していく必要があります。

 

記述問題は過去と同じもしくは似たような問題が出題されることも多いです。
まずは過去問をしっかり把握したうえで、その問題に対する自分の模範解答を作成して置くことが大切です。

すべての問題に対して考えながら文章を書いていると、時間的にもなかなか厳しいです。
いくつかテンプレートを用意しておくことで、他の記述問題に時間を割いてゆっくり解いていくことができるのでおすすめです。

記述問題もただちゃんとテーマに沿ったものが書ければよいという簡単なものではありません。
しっかりと合格するための論文の書き方があります。
技術士として、業務を管理監督できる立場になれる技術者しか合格できません。
そういったことを踏まえて物事を論述していかなくてはなりません。

そのためには次に紹介する参考書をしっかりと読み込んで、採点者に認められるような文章をかける力を身に付ければならないのです。

 

 

技術士二次試験(建設部門)のおすすめ参考書・問題集

技術士の二次試験の(建設部門)の参考書や問題集はたくさんでており、どれを買ったらいいか迷ってしまう方も多いかと思います。

そこで私が使ってよかった参考書を厳選して紹介していきたいと思います。

こちらは択一式の問題対策の問題集です。
良く出題されるものが厳選されていて、解説もわかりやすいです。

択一式問題についてはこの問題集一冊で十分だと思います。

こちらは記述問題の書き方を指南している、参考書です。
記述問題を攻略するうえでは必須の参考書になります。

 

こちらも論述問題用の参考書です。
論述問題で合格点を得るには、建設に関する用語を正確に理解し説明できる能力を持っていなければなりません。
そこで、最新のキーワードとその解説をしてあるのがこの参考書です。

しっかり熟読してキーワードの知識を深めておきましょう。

国土交通省が発行している国土交通白書です。
技術士の択一問題の多くはこの国土交通白書から出題されています。

また、記述試験においても基本となるのがこの国土交通白書です。
出題テーマのほとんどが国土交通省行政に関するものでした。

なので、この国土交通白書は技術士二次試験を受けるにあたっての言わば、教科書的な存在です。
購入して読み込むことをお勧めします。

 

こちらの参考書は国土交通白書の読み方を指南している参考書です。

国土交通白書だけでは正直試験にあまり関係のない部分も多く、どこが重要でどこが重要でないかなどの取捨選択をしていくのが難しいです。

そこでこちらの参考書です。
こちらの参考書は技術士の二次試験に特化した内容で、国土交通白書の読み方を解説しています。

択一問題の例題や記述問題の回答例まで紹介しているので買っておいて損はない参考書です。

 

参考書をたくさん紹介していましたが、これらの参考書はどれも目的としている部分が異なっていて、内容はあまり重複していません。

揃えるとそれなりに高額になりますが、すべて購入することをおすすめします。
逆に言うとそれだけ難しい試験で十分な対策が必要ということです。

合格するための初期投資だと思って、これから頑張って勉強を進めましょう。

 

二次試験口頭試験対策

技術士の二次試験の筆記に合格したら、口頭試験が待っています。
筆記試験ほどではないものの口頭試験も十分難関です。

口頭試験は主に技術士資質を問う試験となります。

厳しい質問も沢山飛んできますが、焦らずしっかりと弁論していけるように準備しておきましょう。

対策としては、技術士を持っている方に面接練習をしてもらうのが一番です。
どんなことを聞かれたのかをしっかり教えてもらって、スムーズに応対できるように練習しておいてください。

 

技術士の価値と活かせる仕事

技術士の資格を活かせる仕事は、主に建設コンサルタント業界になると思います。

建設コンサルタント業務を受注するうえで、技術士の資格はなくてはならないものです。
現在どこの会社も技術士不足で悩んでおり、資格を取得することができれば重宝すること間違いなしです。
というのも、業務の監理技術者と照査技術者には技術士の資格を持っている人を立てなければなりません。そのため、技術士がいないと業務を受注することができないのです。

中には月に5万円という高額な資格手当を支給している会社もあるぐらいで、技術士の価値というものは非常に大きいのです。

 

なかなか技術士が難しくて取れないという方はRCCMという資格もおすすめです。
技術士よりレベルが低いものの、技術士の代用資格として使えるシーンも多く重宝する資格です。
[関連記事]RCCM試験の内容や難易度と受験対策・勉強方法を紹介

でもやっぱり技術士のほうが魅力的な資格です。
皆さんもしっかりと勉強をして、一発で技術士を取得できるように頑張ってください!!

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