フルサイズ機用のマクロレンズであれば、キャノンの100mmF2.8マクロが非常におすすめです。
そこで本記事ではキャノン100mmF2.8マクロの評価やレビューをしていきたいと思います。
キャノン 100mm F2.8 マクロの性能
焦点距離 | 100mm | |
F値 | 2.8 | |
レンズ構成 | 12群15枚 | |
最短撮影距離 | 30cm | |
最大撮影倍率 |
1倍 |
手ぶれ補正 4段分
フィルター径 67mm
質量 625g
評価・レビュー
写りは非常にシャープで、とてもキレイに写ります。
さすがはキャノンのLレンズといったところです。
解像度がとても高く、マクロらしいパリッとした写真を撮ることができます。色収差もほとんどなく、発色も綺麗です。
単焦点レンズのため、ズームは出来ませんが、その分高画質で背景も綺麗にぼけます。
初心者にも使いやすい画角で、おすすめのマクロレンズです。
画角としては中望遠となります。フルサイズ機にも対応しています。APS-Cサイズ機となると、フルサイズ換算で焦点距離が約160mmになるので、ちょっと望遠すぎると思います。
どちらかというと、フルサイズ機で使うのにおすすめのマクロレンズです。
APS-Cサイズ機であれば60mmマクロレンズのほうがおすすめです。
レンズ内手ブレ補正も優れていて、通常撮影時には4段階分の手ぶれ補正、マクロ等倍撮影時にも2段階分の手ぶれ補正がついています。
マクロ撮影では、被写体を大きく写すことが出来るため、必然的に手ぶれしやすくなってしまいます。
ですが、高性能な手ぶれ補正がついているため、マクロ撮影時にも手持ちでマクロ撮影をすることができます。
キャノンの100mmマクロは、マクロ撮影以外にもポートレートや風景撮影など、幅広く使うことができます。
ポートレートでは、標準レンズに較べて、肌の質感まで綺麗に表現することができます。そのため、プロのカメラマンも、ポートレートにこのマクロレンズを用いる方もいらっしゃいます。
他にも開放でF2.8と明るいため、天体撮影に用いられることもあります。
キャノン 100mm F2.8 マクロの作例
クモの糸についた水滴を撮影した一枚です。
マクロレンズらしさが前面に出ています。
マクロレンズと言えば昆虫ですよね。毛の一本一本しっかり写っていて解像度の高さを感じさせてくれます。
Model:椿 @tubki_music
Camera:Canon EOS 6D
Lens:EF 100mm F2.8 IS USM初めて撮らせていただくモデルさんでした〜ありがとうございます! pic.twitter.com/Hz1EsQkdnA
— かのん@坂東 真衣 (@canon_bandomai) 2018年4月15日
マクロレンズでのポートレート写真です。
肌の質感まで細かく表現されていてとても素敵な写真です。
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